物理的なデータの障害
データの障害について確かな知識を持っている方はそう多くないと思います。急にあるはずのデータが消えてしまった、ファンからおかしな音を発生している、パソコン内部から異音がする、ハードディスクにアクセスができない、パソコンが立ち上がらない、特定の画面から進まないなど、特に代表的な例ですがこういった故障状況は物理的なデータの障害(ハードウェア障害)と呼ばれます。
ハードウェア障害はハードディスクそのものの故障ですので重度の故障と考える必要があります。原因として考えられることはパソコン内の各パーツの基盤故障や飲み物をこぼしてしまった時、高いところから落下させてしまい強い衝撃を与えてしまったなどですね。外的な要因がほとんどだろうと思います。
先ほども述べましたがハードウェア障害はパソコンの重度の故障ですのでフリーの復旧ツールなどでは回復できませんし、もちろん素人がハードディスクを分解してどうこうなどは賢い選択ではないでしょう。
パソコンは精密機械ですので、長時間のあいだ高温、室温の高い場所に少しの衝撃でもこういった状況が引き起こされることは十分に考えられますし、経年劣化や寿命でも起こりうることです。